万田坑が世界遺産にもなり以前から行ってみたいと思っていた所でもあり日程の都合も付き12月7日ゆったり日帰りツアーに参加しました。
メロンのハウスに行き初めてメロンがぶら下がっているの見ました。
話に聞いていた通り一本の苗に一個重さに耐えるためハンガーで固定されよくも大きくなるものですね。
菊水の里で昼食そのあと米米惣門散策、菊池川沿いに良質のお米がとれたことからその一帯がお米関係のお店で栄えた面影の残る街並み、お酒の醸造元、米麹屋、煎餅屋お寺さんなど、昔はさかえたのかな~寂しい街並みでした。

万田坑は専門ガイドの説明を受けながら、
筑豊は麻生財閥や伊藤伝衛門など25人くらいの経営陣だったこと、地層は尺なしと揶揄されるほど薄かったこと。
北九州の筑豊と大きく違うのは経営者が三井財閥一社だったこと、石炭層が5~6メートルもある大きな地層でいかに稼いだかと・・・
270mの地下での作業は地温30度以上湿度95%いかに大変だったか、明治時代は女性も裸にふんどし(腰巻では汗で足が動かなかった)姿で働いていたそうです。
囚人の働く別の抗口などもあり最盛期は一大タウンだったようですが我々の記憶にもある炭塵爆発事故以来(470人ほどの死者と800人を超す一酸化中毒患者をだす)以来需要の減少とともに衰退平成7年完全な閉山の道をたどったそうです。

地下270まで降りていたケージこれで一度に25人の人を運んでいたそうです。
人は仕事が済めば地上に上がれますが馬は地下から上がれずそのまま地下で過ごすため頭がおかしくなり地上に上がればすぐに死んでいたとか悲しいことがあっていたのですね。
市内に着いてからは城見櫓での夕食今回のツアーは復興割りもありお値段の割に食事がとても良かったのが一番でした。